2.テントサイトを設営しよう!
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■ 今すぐ使えるストーンチェア流オートキャンプマニュアルです!
これからオートキャンプをしようと迷っている方に参考になればと思い、作成しています。
オートキャンプは、こんなに楽しい!
キャンプ場についたら、自分たちが住む家を造りましょう。
オートキャンプでは、家のことをテントサイトと呼んでいます。
みんなで協力して立てたテントが寝室になり、ターフがリビングになるのです。
キャンプ場で快適に過ごせるかどうか、ここで紹介するテントサイトの場所選び
から設営までの時間にかかっています。
■ テントサイトを選ぶ
4つのパターンを覚えて快適サイトづくり
ここでは、テントサイトの設計に取りかかることにしよう。
設計というと大げさだが、ドームテントとヘキサタープ、テーブル、チェア、
キッチン、車を例にして、これらのサイト内にどのように配置するかを考える
ことである。動線(人の動き)と風向きに注意を払おう。
■ ストーンチェアキャンプ場のイチオシ!
動線を確保したスムーズなサイト
今回のモデルケースでは最良と思えるレイアウトがこれだ。
人の動線が、円を描くように全体を配置している。ヘキサタープには、2本の
ポールを余計に使い、居住性を向上させているのがミソである。

POINT! ポール2本追加で快適サイトを実現
本来ならこの部分はロープを通して地面にペグ打ちする。グロメット(金属で囲われた穴)
にポールを立てて上下の空間を広げています。開口部は、車のサイドドアに広がり、荷物
の出し入れもらくらく。
![]() 上から見たところ |
タープの開口部と車のサイドドアを真向いに設置。さらに車のバックドアが充分に開く間隔を開け、テントを斜めに設営。これでタープと車への移動は独立して可能に。公道に面してキッチンを置き全体の流れを円にした。 |
■ パターン1
L字型に配置する開放的なサイト
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車を中心としたレイアウト。テントの出入り口を車のサイドドアの真向いに設営。また車のバックドアの後方にタープを張り独立した動線を描くようにした。キッチンはテントとタープの間、車に影響しない位置に置く。 |
上から見たところ ![]() |
テントの出入り口を車のサイドドアに直線的に設営。タープは車の後方位置をずらして開口部に向けて張る。充分な間隔を空けてロープやペグ打ちに支障のないように。キッチンはテントとタープの間。 |
■ パターン2
三方を囲んだ独立性の高いサイト
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タープの位置から考えたレイアウト。公道に面して開口部を向けるようにタープを張る。ヘキサタープの後方に車を置いてサイドドアと車の関係を確保。またテントは反対側の開口部に出入り口を向けて動線を確保します。 |
上から見たところ ![]() |
公道に面して大きく開いたタープを設置しているのでプライバシーの確保が重要です。キッチンを置いて半分ふさぐようにしますが、残りはサイトと公道と出入り口として確保してください。 |
■ パターン3
開放性重視の伸び伸びサイト
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車のバックドアを優先させた直線的レイアウトです。移動距離の長いレイアウトですが、動線が交差しないため事故も少ないといえるでしょう。タープの開口部両側にランタンを吊るせば夜間の明かり確保も簡単です。 |
上から見たところ ![]() |
車の後方に充分な感覚をおいてタープを張る。開口部はバックドアに向けること。そのタープと反対側に出入り口を向けてテントを設営しよう。キッチンはタープの開口部付近に設置するといい。 |
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